調査をおこなってもらうためには、まず依頼をする探偵事務所や興信所をどこにするのか決めて、調査料金の見積りを出してもらい、依頼者と探偵との面談を経て、契約といった形が調査を行ってもらうまでの一連の流れになります。
今回、口コミ情報から注目したのは、契約に関する情報です。
多くの口コミ情報で「見積りではそんな話聞かなかった」、「料金が高くなったことを聞くと、契約書に書いてあるといわれた」、「契約書なんて作らなかった」という情報を目にすることが出来ます。
それぞれの口コミ情報を検証して契約をする時に注意点を知りましょう。
「見積りではそんな話聞かなかった」
というのは、例えば調査を行ったが調査員の人数が少なくて調査に失敗した、または調査員や調査時間を多くとったことを報告してくれなかったなどがあります。これらの条件の指定には契約書で明記されておくことが当たり前ですが、曖昧な表現で濁すこともあるので注意が必要です。
「料金が高くなったことを聞くと、契約書に書いてあるといわれた」
これは後で発生する料金の項目に金額が指定されていない、または指定はされてあったが説明が不十分で依頼者が把握できないようにしていたなどの場合があります。
「契約書なんて作らなかった」
論外です。探偵業法では探偵業者と依頼者の間には契約書の発行をおこなって、その後調査を行うことが義務付けられており、法令に違反した場合には厳しい罰則が科せられます。「契約書は作らなくても大丈夫です」なんて言ってくる業者があったら、絶対に依頼をしてはいけません。
以上の点に注意して契約を行えば、ある程度失敗する可能性を少なくすることが出来ると思います。
